ウガンダ・ケニアに行って気づいたこと。

皆さん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

ルワンダに来たと同時に始めたこのブログ。
今では、毎日誰かしらが読んでくれるようになりました。

気まぐれ更新ですが、
読んでくださっている方々、ありがとうございます。

さて、今回は先月行ってきたウガンダケニアについて。
弾丸で行ってきました!

一番の理由は、
ルワンダを見ただけではアフリカを見たとは到底言えない気がしたから。

ルワンダはもちろん、アフリカの一国ですが、ありえないくらい治安が良いです。
深夜に歩いていても問題ないし、スマホをいじっても誰も襲ってきません。
声をかけられることもめったになく、とても住みやすいです。

そんなルワンダに慣れていた私。
ルワンダを出て初日にアフリカの洗礼を食らいました(笑)

ウガンダでのこと。
深夜に喉が渇いた私は、スーパーマーケットに出かけようとホステルの前でタクシーを呼ぼうとしました。

実際にスマホをいじっていた時間は30秒くらいだったと思います。

電話をしようとしたその時、
前を通りかかった知らない人が私の手からスマホをひょいと抜き取り、
そのまま走り去りました。

10mほど前にはバイクが待ち構えており、
そのバイクに乗った彼は、私のスマホと共に一瞬にして私の前からいなくなりました。

明らかに私を狙った集団窃盗でした。

幸いにも被害は最小限に済んだので良かったですが、
手元にはパスポートや財布もあり、一歩間違えればずっと楽しみにしていた日本帰国ができなくなるところでした。

盗られたことよりも、
自分がターゲットになるような振る舞いをしていたことの方がショックでした。

完全にルワンダで平和ボケしていました。

悲しいことですが
私たちが「外国人」であるという事実も、
私たち「外国人」が彼らにとって最高の獲物であるという事実も、
変えることはできません。

それからというものの、親切にしてくれる人も信用できなくなりました。
優しさの裏側にはなにかたくらみがあるのではと疑うようになったのです。

それが良いことか悪いことかはわかりません。
危機管理という意味ではよかったのかもしれません。

自分の身は自分で守らなければ命が危険にさらされることさえあるのだから仕方ないと思うものの、
なんだか寂しいことだなと複雑な気持ちです。

本来人間は信頼しあって助け合って生きるものであるはずなのに。

でも、私はアフリカでこのような経験をしておいてよかったと思います。
綺麗ごとだけでは「途上国でのビジネス」は語れないと思うから。

こんなことでへこたれるくらいなら、
最初から途上国で働くなんて選択はしないほうが良いと思うし、
選択したとしてもきっとうまくいかないと思うから。

現在は日本一時帰国を終え、南アフリカにいます。
初日から詐欺にあいそうになったり、
仲良くなったイギリス人にお金を盗られたりしています。

へこみますが、今後そういうことに遭わないための次のアクションを考えなければなりません。
そしてそうした経験はきっと私を強くしてくれます。

経験をお金で買ったと無理やり思うようにしています(笑)

他にもウガンダケニアでいろんなことを感じました。
今まで私が見てきた「アフリカ」がいかに小さく狭いものなのか気がつきました。

比較対象ができたことで、ルワンダという国をもっとよく知ることができた気がしているし、行って良かったと思います。

きっと恋愛と一緒で、
良い面も悪い面も知ったうえでアフリカを愛することができたなら、
それはアフリカで働く覚悟ができた証拠なのかなと。

そう前向きに捉えながら頑張ります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!