生きる強さ
こんにちは!
久しぶりのブログです。
実は2月下旬に日本に帰国していました。
もうこのブログも閉鎖しようかなと思っていたけれど、
縁あって引き続きアフリカには関わることになりそうなので、
マイペースに更新したいと思います。
今日から新学期。
私の同期はみんな晴れて社会人です。
初日から在宅勤務など、いろいろ大変そうですが、一足早く社会に出た友人の様子を見ていると、なんだか置いて行かれたような気がして寂しくなります。
休学を決めたのは私なのに。
みんなが着々と新たな道を歩んでいく中、自分はどうなるのだろうか不安に押しつぶされそうです。
けれど同時に、私は恵まれた環境にいるから不安を感じる余裕があるんだ。
そう思います。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
さかのぼること約2週間前。
アフリカ・ルワンダでは初めての新型コロナウイルス感染者が発見されました。
数日後、政府は空港を一か月間閉鎖することを発表。
ルワンダは「鎖国」に踏み切ったのです。
ウイルスを入れない/外に出さないというルワンダ政府の強い意志の表れだと思います。この決断と行動の速さには本当に驚きました。
そしてさらに数日後、2週間のロックダウンが発表。
公共交通機関は全て停止、就業も必要不可欠な場合のみとなりました。
医療へのアクセスが乏しく、アクセスできたとしても医師のレベルが低いこの国。
大使館から来たこのメールから、その実態がわかると思います。
感染者を爆発的に増やさないためには、このような思い切った行動が必要なことは重々承知しています。
けれど、同時に、日々の収入で生計を立てている人も多くいるのです。当然、そういう人は銀行口座も持っていないし、貯金なんてありません。
そんな彼らにとって命の綱である、日々の収入が突然、2週間もストップしてしまったら彼らはどのように生きていくのだろうか。
不安になりました。
私の彼もその一人です。
家族がケニアにいるため、家族の助けを得ることはできません。
自分の力でキャッシュを生み出さなければならない。
けれど、仕事に行くためのバスは止まっている。
3時間も4時間もかけて警察の検問を潜り抜けながら歩いて仕事に行かなければならない。
警察の指示に従わなかったために射殺されたというニュースもありました。
そんな中、彼が毎日歩いて仕事に行くことは非常に心配でした。
Whatsappの「online」の表示を何度も何度も確認して、ただひたすら今日も彼が無事に仕事に行ってお家に帰ってこられますように。そう願っていました。
遠くにいる私ができることはそれくらいでした。
一体いつまでこれが続くのだろうか。
そう思っていた矢先、彼から従業員の仲間とオフィスの近くに引っ越すことを決めたと連絡が入りました。仕事を続けるために、夜通し家を探したそうです。
彼らの生きる力は本当に強い。
そう思いました。
日本に比べたら、ずっとずっと選択肢が少ない生活です。
けれどその分、日々を生きるのに一生懸命で、みんなで何とかして乗り越えようという気持ちは私たちよりもずっと強くて。
文句を言う前に、自分達ができるベストを考える。
そんな彼らの強くまっすぐな生き方に、勇気をもらったのは私のほうでした。
日本では
「外出自粛だから出かけていいでしょ。」
「政府はやることが遅い。」
とどこか他責にしている人が多いような気がしています。
けれど今こそ、周囲の人を思いやって自分のできることを粛々とこなす。
そういう「思いやり」が求められているのではないでしょうか。
今、世界中が大きな混乱と不安に包まれていることと思います。
それは日本も同じで、暗いニュースが続き、外出できず、ストレスが溜まっている人も多くいるでしょう。もちろん私もその一人です。
学校はどうなるのか。
就職活動はどうなるのか。
日本の経済はどうなるのか。
いつになったら終息するのだろうか。そもそも終息って何を意味するのだろうか。
考えても考えても答えは出なくて、コロナなんてなければ。
一日に何度もそう思います。
けれど現状に文句を言ったってなにも変わらない。
他人を批判したってなにも変わらない。
様々な人が様々な形で、日本のために国民のために頑張っています。
どんな選択が最良かなんて今はわからないけれど、わかっていることは家にいることで感染拡大を抑えられること。
アフリカは現在、ほとんどの国が国境を閉鎖しています。
ルワンダの隣国、ウガンダやケニアでも外出自粛に従わなかった国民が殺されたり、仕事を失った人が外国人を攻撃したりといったニュースが入ってきて、さらなる治安の悪化が懸念されます。
心配で心配で仕方がないけれど、私にできることはただ無事を祈ることだけです。
世界に一日でも早く平和が訪れますように。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
帰国まで残り一週間。
こんにちは!
ついにあと一週間で11か月のルワンダ滞在を終え、日本への帰国となりました。
11か月前、行ったこともない「アフリカ大陸」に滞在することにワクワクドキドキしながら、でもやっぱりどうしようもなく不安で、家族の前でぽろりと涙を流したことがつい昨日のことのようです。
この11か月、苦しいことも辛いことも、日本に帰りたいと思ったこともたくさんありましたが、振り返ったときに出てくる感情は「ルワンダに来てよかった」。
その一択です。
すっかりルワンダのとりこになってます。
ルワンダは私にたくさんのことを教えてくれました。
たくさんの新しい感情を生み出してくれました。
だからと言って全てをやり切ったわけではありません。
まだまだやり残したことも、反省も、自分に対していら立つことも。
課題は山ほどあります。
課題は課題としてしっかり日本に持ち帰って、引き続き精進したいと思います。
今回は集大成として、「ルワンダで得た大切にしたいこと」と「日本に帰国後頑張りたいこと」のいくつかをメモとして残しておこうと思います。
日本に帰国してすっかり"日本人"に戻ってしまった未来の私へ向けて。(笑)
以前、インターンを通じた学び・成長についてはブログで書いたので、ご興味のある方はこちらをどうぞ。
ルワンダで得た大切にしたいことその1。
「自分の気持ちに素直になって言葉に出してみること。」
元々自分の気持ちには素直に生きてきたほうだと思っていました。
カナダに留学してみたり、インドに行ってみたり、休学してルワンダに来てみたり。
やりたいと思ったことに対しては妥協せず、実行するための手段を探して達成してきました。
しかしルワンダに来てから、素直になっていたのは自分と対話するときだけだったと気が付きました。
他人、特に年上の人に対しては、思ったことを口に出さず、相手に同意することで調和を図ることが多くありました。自分の気持ちよりも相手がどう思うかを大切にしていたのです。
たしかに、それも大切で、きっと日本社会の中で生きていくには、自分の気持ちを押し殺して相手に同意しなければいけない場面もあると思います。
けれど、同意するだけなら誰にでもできて、私は私の考え/意見をしっかり持って、それを言葉に出すことが非常に大切だと気が付きました。
ルワンダに住んでいらっしゃる日本人の方は、ちょっと変わっている方が多いです。
けれど皆さん自分の軸と考えをしっかり持っていて、それを言語化しています。
そんな強さを私も大切にしていきたいと強く感じました。
ルワンダで得た大切にしたいことその2。
「ゆったりのんびりする時間を確保すること。」
そんなこと?思うかもしれませんが。これって非常に重要だなと感じています。
ルワンダは時間の流れが非常に穏やかです。
それにいらっとすることも多々ありますが、時間に対する余裕は私には欠けているものだなあと、彼らを見ていると感じます。
日本では一日に予定が2~3件あるのが当たり前で。
一つ一つをこなすのに精いっぱいで、ゆっくりと自分と向き合う時間、休息をとる時間はありませんでした。
そういう人生もありかもしれないけれど。
お日様の下でのんびりと本を読んだり、友人と何気ない話をしたり、
ルワンダで過ごしたそういう穏やかな時間が好きでした。
日本でも、余裕をもってのんびり過ごす時間を確保することを意識的に行っていきたいと思います。
続いて、
今後頑張りたいことその1。
「専門性を身に付けること。」
ルワンダに来て痛感したことは自分の専門性のなさ。
ビジネスをするうえで専門性はこれ以上ない武器になると実感しました。
そしてその専門性が自分にはないことも。
なので日本に帰国してからは、これまで怠ってきたアカデミックな部分に注力したいと思っています。
大学の授業だけではなく、
何か資格を取ってみたり、全く新しい勉強を始めてみたい。
今からでもまだ十分間に合うと思うので。
ルワンダで、選択肢がある・やりたいことに挑戦できる自分の環境がいかに恵まれているのか実感しました。
だからこそ、自分で限界を設定して自分の可能性をつぶすのはもうやめたい。
そう思います。
今後頑張りたいことその2。
「自分の将来と向き合うこと。」
ルワンダにいる間は正直日々の業務をこなすのに精一杯でした。
というのは言い訳で、将来について考えようと思いつつも、考えても考えてもわからない問いと向き合うことから逃げていました。
こっちに来てから、選択肢が増え、自分が本当に何をしたいのかわからなくなっていたのです。
その答えは今でも出ていないけれど、
帰国したらもう少し真剣に考えようと思います。
ルワンダでの長期インターンシップが終わるという一つの大きな区切りなので、新たな目標を見つけそこに向かって進んでいかなければ!
燃え尽き症候群になっている暇はないのです。
今後頑張りたいことその3。
「家族や友人を大切にすること。」
当たり前のことなのですが、
離れていたからこそ周囲の人が自分にとっていかに大切な存在なのか気が付くことができました。
ルワンダ人は家族を非常に大切にします。
家族に自分の人生を振り回されている姿に、時には可哀そうに思うこともありましたが、そんな家族のつながりをうらやましく思うこともありました。
家族の姿に正解も不正解もないけれど、彼らの家族を想う姿勢から学ぶことは多くありました。
それは友人に対しても同じです。
照れくさいけれど、感謝の気持ちを言葉で伝えたいと思います。
長くなりましたが、以上が私のルワンダ生活総まとめです。
いろんなスキルと経験を身に付けた、大好きな人に出会えた、たくさんの人に感謝した11か月でした。最高に幸せでした。
帰りたくない気持ちが強いけれど、
帰ったら帰ったでたくさんのことが私を待っているので頑張ります!
ありがとうルワンダ。
また遊びに来るまで待っててね!!!
休学しただけでは将来は見えてこない。
こんにちは!
今回私は、「自分の将来について考える時間を確保する」ために南アフリカに来ています。
日本にいたら、友達と会ったり、久しぶりの日本をエンジョイするのに忙しくて、
ルワンダにいたら、日々の業務をこなすのに精いっぱいで、
そうこうしているうちに気が付いたら就活が始まってしまうと気が付いたからです。
意識的に時間を確保しなければ、このまま自分の将来について真剣に考えることなく進路選択をしてしまう。
そう思った私が行きついた答えは、「日本でもルワンダでもない国に行くこと」でした。「自分探しの旅」みたいなことをするのは嫌いなタイプだったはずなのに(笑)
こうして書いているとわかるように、
休学したら、一歩立ち止まって人生について考える時間ができる。
それは大きな間違いです。
自分で考えようとしなければ、時間は刻々と過ぎていきます。
大学に通っているときとおんなじです。
なので、休学という選択をすれば、その間に自然と自分のやりたいことが何か見えてくる。そんな勘違いをしてはいけない。
むしろ、休学して、いろんな世界を知ったら、
自分が本当にやりたいことは何か。どんどんわからなくなります。
これは良いことだと思っていますが。
そして、これまで述べてきたことは、休学だけに当てはまることではありません。
何かアクションを起こしてみても、
その「アクションを起こした」という事実に満足してしまっては、その先に何もありません。あったとしても、それは自己満足です。
そのアクションが、自分にとって、周りにとって、
どのようなメリットとなり、何を導くのか。
そこまで考えながら生きていきたいなと思うのです。
と自戒を込めて。
1か月の遠距離恋愛お試し期間を経て。
こんにちは!
先日、ルワンダに戻ってきました!
帰った来た時の安心感といったら・・(笑)
自分の母国が2つ出来たような気がしています。
日本に帰って、ルワンダという国を客観的に見ることもできて。
いろいろ気づきがあった濃い日本滞在でした。
さて、私が日本一時帰国したことで始まった1か月間のお試し遠距離恋愛が終了しました。
今回は意外と耐えられました。
理由としては、
・限られた日本滞在だったため、私自身がばたばたしており、寂しくなっている暇がなかったから。
・次に会える日が決まっていて、そこまで頑張ればまた会えるとわかっていたから。
・彼が少ないお給料を私と電話するためのネット代に費やしてくれたから。
などが挙げられると思います。
離れている間も私のことを想ってくれているのが伝わってきて、すごく嬉しかったです。
一方で、私の中で思うことは色々あります。
今回は1か月という期間限定遠距離だったけど、今回の私のルワンダ滞在も残り1か月。
次にルワンダに来れるのはいつになるかわかりません。
日本に帰れば私はあっという間に日本人に戻り、就職活動を行う。
そんな状況の中、私は彼を愛し続けることができるのだろうか。
寂しさに耐えることができるのだろうか。
仮に、関係が続くとして、その先に待っているものは何だろうか。
そんな疑問を自分の心に投げかけながら、彼の優しさやユーモアに触れるたびに「一緒にいたい」という気持ちは強くなり、その2つの感情に胸が押しつぶされるようにきゅーっと苦しくなります。
私の気持ちに拍車をかけるように、彼が2月からケニアに行かなけばならないことが決定しました。ケニアで暮らし始めた父親の誕生日を祝うためで、ルワンダに帰ってくるのはいつかわからないとのこと。
ただでさえ一緒にいられる時間はあと1か月しかないのに、どうして今ケニアに行かなければならないのか。
きっと前から決まっていたことなのに、どうして私に言ってくれなかったのか。
ルワンダでは日本より家族とのつながりが強いこと、彼は私を待つために家族と一緒にケニアには行かずルワンダに残ってくれていたこと。それらの状況を理解して”良い彼女”を演じようとと思いつつも、私の心はついてこられず、彼の前で怒り、泣きました。
大好きな人の決めたことを受け入れてあげられない自分が嫌だった。
いつも自分中心に考えてしまう自分にいらついた。
けれど、私がルワンダにいる間に他の国に行ってしまう寂しさを、表に出さなければどうにかなってしまいそうだった。
こんなに苦しいのなら、いっそのこと別れてしまう方が楽だと思った。
けれど別れたあとのことを想像して、
彼の笑顔が2度と見られないと、
彼と過ごすなんでもない幸せな時間が2度と戻ってこないと思うと、
そっちのほうがずっとずっと辛そうだった。
恋愛ってどうしてこんなに難しく、苦しいのだろうか。
私はどうして彼を好きになってしまったのだろうか。
こんな感情がぐるぐると私のなかで回っています。
けれどどんなに悲しんでも、どんなに苦しんでも、
私には状況を変えることはできません。
だったら、今を楽しむしかないのです。
先のことはいくら考えたってわからない。
一緒にいられる間を大切に、愛をはぐくみながら、私は強くなっていかないといけない。
そうわかってはいるんだけど、実行するのは難しい。
もう全部なかったことにしたくなる。
なんて落ち込む日曜日の朝です。
幸いなことに、仕事がたっぷり溜まっているので、
気持ちを無にしてそれらに励みます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
旅は嫌い。それでも私が続ける理由。
こんにちは!
日本ではお正月もすっかり終わりましたが、
アフリカではいまだにクリスマスツリーがいたるところで輝いています。
まるで、ツリーたちが「私を片付けないで。」と言っているかのように。
きっと業者が片付けるのを面倒くさがっているだけなのですが(笑)
ああいう季節の飾りって長く飾っていると尊さが薄れてしまうんだなー。
なんて適当なことを思っています。
私はこの約1か月で、5か国を回っています。
ちなみに国は、ルワンダ・ウガンダ・ケニア・日本・南アフリカ。
フライトの総時間を合わせたら何時間になるのだろうと思うと少し怖いです(笑)
飛行機に乗っている間は何もできず、時間を無駄にしている感じがするので。
来週にはルワンダに戻り1か月滞在した後、今度は日本に戻ってから2日後にフロリダに行くという強行スケジュールが待っていますが、私はいつまで経っても旅を好きにはなれません。よく意外と言われるのですが。
長期滞在するのは好きです。
どっぷりその国に浸かって、観光では見れないものが見れるから。
けれど旅の場合、
いつも体調を崩すし、
携帯やお金が盗られたり、
何かとハプニングが尽きないです。(笑)
完全に自分のせいなのですが。
それでも私が旅に出る理由を今回はご紹介したいと思います。
一つ目。
比較対象ができるから。
例えば私が今住んでいる国はルワンダです。
ルワンダに来た当初は何もかもが新鮮で、見るもの聞くこと全てが新たな学びでした。
しかし、9ヶ月もいれば、それらは自分にとって「当たり前」になります。
そこから視野を広げようとしなければ、どんどん狭くなります。
そんな時に思い切って外の世界に出てみると、自分が見ていた世界がどれだけ狭かったのかに気が付くことができます。
私はこれが非常に大切だと思っています。
ルワンダのような小さい国では特に。
ルワンダのことを知ってアフリカのことを知ったような気になるけれど、
そうではないと気が付く。
ルワンダではすごいと言われる企業や人が、
他の国では埋もれてしまうことに気が付く。
ルワンダでは当たり前の治安の良さが、
実は特殊であることに気が付く。
比較対象ができることで、
自分が暮らしている国をさらに深く知ることができる。
もちろん、日本でも同じことが言えます。
そこは非常に面白いし、私が旅を続ける意義だと思います。
二つ目。
やっぱり新しい感情に出会えるし、学びがあるから。
各国はそれぞれの特徴を持っています。歴史とか、習慣とか、暮らし方とか。
そういうものに触れると、これまでに抱いたことのない感情に出会えたりするのです。
例えば私がイスラエル/パレスチナに行った時。
目の前の状況を見て、
上手く言葉で表すことはできませんが、怒りとむなしさともどかしさが混ざったような気持ちになりました。
そんな気持ちになるのは初めてでした。
また、同じ地球で起きている出来事を自分が知らなかったこと。
無知は恐い。そう思いました。
全てを知るのは不可能だけど、知ることに貪欲でいたい。
そう思える旅でした。
三つ目。
失敗も経験となるから。
私はこの1か月の旅でいろいろ失敗しています。
スマホすられたり、お金盗られちゃったり。
その時はもちろんショックで反省もします。
「あの時こうしていれば。」「ああしていなければ。」と、後悔もします。
けれど、そうしたところで、状況は一歩も前に進みません。
盗られたものは返ってきません。
それを次に生かさなければならないのです。
以上が私が嫌いな旅を続ける理由です。
自分のコンフォートゾーンを抜け出すことはだれにとっても簡単ではないと思います。
けれどそれを抜けた先にきっと見えてくる新しい光景があって、それを見るためにちょっと勇気を出してみる。
そんな感じです。
私にとってはそれが旅。
仕事では経験できないことができると思います。
そして時間を取って旅ができるのは、学生の特権。
しんどいけれど、もうちょっと頑張ってみます。
けれどやっぱり好きにはなれなそうです(笑)
早くルワンダに戻りたい~~(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ウガンダ・ケニアに行って気づいたこと。
皆さん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
ルワンダに来たと同時に始めたこのブログ。
今では、毎日誰かしらが読んでくれるようになりました。
気まぐれ更新ですが、
読んでくださっている方々、ありがとうございます。
さて、今回は先月行ってきたウガンダとケニアについて。
弾丸で行ってきました!
一番の理由は、
ルワンダを見ただけではアフリカを見たとは到底言えない気がしたから。
ルワンダはもちろん、アフリカの一国ですが、ありえないくらい治安が良いです。
深夜に歩いていても問題ないし、スマホをいじっても誰も襲ってきません。
声をかけられることもめったになく、とても住みやすいです。
そんなルワンダに慣れていた私。
ルワンダを出て初日にアフリカの洗礼を食らいました(笑)
ウガンダでのこと。
深夜に喉が渇いた私は、スーパーマーケットに出かけようとホステルの前でタクシーを呼ぼうとしました。
実際にスマホをいじっていた時間は30秒くらいだったと思います。
電話をしようとしたその時、
前を通りかかった知らない人が私の手からスマホをひょいと抜き取り、
そのまま走り去りました。
10mほど前にはバイクが待ち構えており、
そのバイクに乗った彼は、私のスマホと共に一瞬にして私の前からいなくなりました。
明らかに私を狙った集団窃盗でした。
幸いにも被害は最小限に済んだので良かったですが、
手元にはパスポートや財布もあり、一歩間違えればずっと楽しみにしていた日本帰国ができなくなるところでした。
盗られたことよりも、
自分がターゲットになるような振る舞いをしていたことの方がショックでした。
完全にルワンダで平和ボケしていました。
悲しいことですが
私たちが「外国人」であるという事実も、
私たち「外国人」が彼らにとって最高の獲物であるという事実も、
変えることはできません。
それからというものの、親切にしてくれる人も信用できなくなりました。
優しさの裏側にはなにかたくらみがあるのではと疑うようになったのです。
それが良いことか悪いことかはわかりません。
危機管理という意味ではよかったのかもしれません。
自分の身は自分で守らなければ命が危険にさらされることさえあるのだから仕方ないと思うものの、
なんだか寂しいことだなと複雑な気持ちです。
本来人間は信頼しあって助け合って生きるものであるはずなのに。
でも、私はアフリカでこのような経験をしておいてよかったと思います。
綺麗ごとだけでは「途上国でのビジネス」は語れないと思うから。
こんなことでへこたれるくらいなら、
最初から途上国で働くなんて選択はしないほうが良いと思うし、
選択したとしてもきっとうまくいかないと思うから。
現在は日本一時帰国を終え、南アフリカにいます。
初日から詐欺にあいそうになったり、
仲良くなったイギリス人にお金を盗られたりしています。
へこみますが、今後そういうことに遭わないための次のアクションを考えなければなりません。
そしてそうした経験はきっと私を強くしてくれます。
経験をお金で買ったと無理やり思うようにしています(笑)
他にもウガンダ・ケニアでいろんなことを感じました。
今まで私が見てきた「アフリカ」がいかに小さく狭いものなのか気がつきました。
比較対象ができたことで、ルワンダという国をもっとよく知ることができた気がしているし、行って良かったと思います。
きっと恋愛と一緒で、
良い面も悪い面も知ったうえでアフリカを愛することができたなら、
それはアフリカで働く覚悟ができた証拠なのかなと。
そう前向きに捉えながら頑張ります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
いよいよ始まる遠距離恋愛へ、募る不安。
こんにちは!
しばらく更新が開いてしまいました。
何度か書こうとは思ったのですが、
そのたびに書く手が止まってしまい、本日に至ります。
さて、私のインターン生活も9か月目に突入しました。
ルワンダに来てからこれまで、
本当にたくさんのことがありました。
たくさん笑ってたくさん泣いて、
新しい感情にもたくさん出会いました。
そんな9か月間を、インターン先のブログに書かせていただきました。
結構正直にすべて打ち明けているので、よかったら覗いてみてください。
第1弾はこちらから。
https://egates-africa.com/intern-hyakkimaru-no-3/
第2弾はこちらから。
https://egates-africa.com/intern-hyakkimaru-no-2/
きっと私がどんな人物かわかると思います(笑)
さてさて。
一時帰国まで2週間となりました。
帰ったら、
髪の毛を綺麗に切って、
あったかいお風呂に入って、
おいしいものをたらふく食べて、
大好きな人たちにたくさん会う!!
そう思うと楽しみで楽しみでたまらないのですが、
一つだけ寂しいことが。
遠距離恋愛が始まるのです。
と言っても、私は1か月後にはルワンダに戻るのですが、
そのあとの滞在はたった1か月。
生まれて初めての遠距離恋愛に不安がいっぱいです。
東京と九州。
アメリカと日本。
それらの遠距離恋愛とはわけが違うのです。
まず、行くまでに片道24時間。
週末を使って行ける距離ではありません。
かかるコストも安くはありません。
そして彼は携帯を持っていません。(笑)
友達の携帯を借りて連絡はくれますが、それがいつ来るのかは私にはわかりません。
そのうえ時差もあるため、連絡を取れる時間は非常に限られると思います。
もう1つの不安は、
自分の生活と彼の生活がかけ離れていることを実感すること。
今は私がルワンダにいるため、
生活レベルが違うとは言えど許容範囲です。
日本人とルワンダ人の金銭感覚や価値観の違いを感じることはありますが、
同じものを食べるし、同じ交通手段を使います。
しかし、私が日本へ帰ったらどうでしょう。
きっと一回の飲み会で彼の日給の何倍ものお金を消費し、
就活に悩み苦しみ、
立ち止まる暇もないくらい目まぐるしい毎日を過ごす。
ルワンダとは全く異なる日々が待っていることでしょう。
彼には想像もつかないような生活でしょう。
環境が変わったら、会えなくなったら、
私のこの気持ちはどこかに行ってしまうのではないか。
考えても考えても答えの出ないこの不安に押しつぶされそうになります。
自分で自分のことを、彼のことを信じることができていないです。
一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、
愛おしい気持ちは増えていく。
けれど同時に、離れるのがつらくなるのではないか。
そう思い、胸が苦しくなります。
遠距離恋愛をしている皆さん。
良いアドバイスがあったらください。
では今日はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました!