タンザニア・ザンジバル島へ行った話。
こんにちは!
ルワンダに来て半年が経とうとしています。
平成から令和に変わるとき、次の元号を必死に予測する日本人を「面白いなあ」とちょっと客観的に見てみたり。
SNSに友達が挙げる写真を見て、「私もここにいるはずだったのになあ。」と寂しくなってみたり。
友達に電話したり、日本に帰ったらやることリストを作って気持ちを落ち着かせてみたり。
私は結局日本人で、日本が大好きなんだあと、海外に出て初めて気づかされるのです。
ルワンダも大好きだけど、「外国人」でしかないのだと感じることが多々。
私はルワンダ人になることはできないけれど、残りの期間でもう少し寄り添えたらいいなーと思うのです。
何か良いアドバイスがあったら是非!
前置きはこの辺にして、今回は私がタンザニアに行った話をしたいと思います!
―さかのぼること三か月前。
ルワンダの観光ビザは2回まで延長できると聞いていたので、1回目の延長は余裕だと思っていました。
そんな私はビザが切れる直前(2日前)にイミグレに行きました。
そしたらなんと、ビザの更新をしてもらえず(3回ほどイミグレに通って交渉しましたが失敗したので割愛します(笑))、「ビザが切れる前にルワンダから出ていけ!」という国外追放宣言をされました。
人生で初めての経験でした。
まさか自分が国外追放を言い渡されるなんて、夢にも思っていませんでした。
しかもビザが切れる一日前。
途方に暮れている暇はありません。
そこから急いで航空券の予約とパッキングです。
前日に決まった旅行の行き先は、ずっと行きたかった「ザンジバル島」です。
トビタテの仲間がザンジバルにおり、しかも彼はゲストハウスでインターンシップをしていたので、ラッキーでした。
(ゆうとくん、ありがとう、本当に助かりました・・・!)
ザンジバルに行けるワクワクと、ルワンダに帰ってこれないかもしれない不安と、本当に旅に出るんだという信じられない気持ちが混ざってよくわからない感情でした(笑)
結論としては、私はこの旅で新しい発見をたくさんしたし、ルワンダにも無事に帰ってこれました!
(今月末に再びビザとの闘いがあり、ドキドキしています・・!)
今回の旅で発見したこと。
一つ目。
タンザニア人めっちゃ話しかけてくる!
今回のタンザニア訪問は私にとって初めてのルワンダ以外のアフリカでした。
ルワンダ人は寡黙な人が多いと言われています。
実際に、道を歩いていても「ニーハオ」「チャイナ」の声はあまり聞こえてきません。
そんなルワンダに慣れていた私はタンザニアに行ってびっくり!
通りすがる度に「ニーハオニーハオ」と声をかけてくるではありませんか。
最初はそれが新鮮で楽しんでいましたが、1時間も体験すれば十分です。
炎天下のなか歩き回っているときに声をかけられると反応するのも疲れて全部無視です。
タンザニアのこと、タンザニア人のこともっともっと知るためにも現地人と仲良くなりたいなーと思いつつも、いざそうやって話しかけられると面倒くさくなってしまう、ひねくれものなんです。
二つ目。
マーケティング下手くそ!
ザンジバル島の収入源は観光業です。
綺麗なビーチに多くのヨーロッパ人が訪れます。
しかし逆を言えば、観光でしか稼げないのです。
そのため、住民のほとんどがお土産屋さんを経営しています。
そのお土産屋さんたち、どこの店に行っても同じ商品しか置いてありません。
他の店との差別化がされていないのです。
そのため、値段交渉は観光客に非常に有利です。
「あっちのお店にも同じもの置いてあったから、この値段にしてくれないならこの店では買わないよ。」
そうすると、お店側は提示された額でしぶしぶ売るしかないのです。
しかも微妙にセンスがずれているんです。
もうちょっと手を加えれば、逆にこれがなければ可愛いのに・・・。と思うことがたくさんありました。
それに加え、先述したように、お店のなかでもめちゃくちゃ話しかけてきます。
こっちの商品をじっくり見たいなんて意志は尊重されません。
ここでは落ち着いて選べないから買い物はやめよう。
そう思ったことが何度かありました。
もう少し、外国人のセンスに寄せた、オリジナルの商品が各店にあれば、
ザンジバルの観光業はもっと盛んになるのではないかなーと部外者なりに思いました。
三つ目。
海に面した国は魚が最高!
これは本当に嬉しかったです。
ルワンダは内陸国なので魚はほとんどありません。
あったとしてもティラピアのみです。
ところがザンジバルではシーフードが大量!
いか、たこ、えび、なんと寿司まで!!!
魚に飢えていた私にとっては天国でした。
少し話はそれますが、超絶おいしいマンゴースムージーも100円で飲めちゃいます!
そんなザンジバルでの一週間はとっても楽しかったし、学びがありました。
後半は高熱を出すというハプニングに見舞われましたが・・・。
隣国でもこんなに国の色が違うことに驚きました。
もっともっといろんなアフリカをこの目で見てみたい。
そう思うようになりました。
ルワンダにいる間にあと5か国は行きたい!
最後まで読んでいただきありがとうございました!