タンザニア・ザンジバル島へ行った話。
こんにちは!
ルワンダに来て半年が経とうとしています。
平成から令和に変わるとき、次の元号を必死に予測する日本人を「面白いなあ」とちょっと客観的に見てみたり。
SNSに友達が挙げる写真を見て、「私もここにいるはずだったのになあ。」と寂しくなってみたり。
友達に電話したり、日本に帰ったらやることリストを作って気持ちを落ち着かせてみたり。
私は結局日本人で、日本が大好きなんだあと、海外に出て初めて気づかされるのです。
ルワンダも大好きだけど、「外国人」でしかないのだと感じることが多々。
私はルワンダ人になることはできないけれど、残りの期間でもう少し寄り添えたらいいなーと思うのです。
何か良いアドバイスがあったら是非!
前置きはこの辺にして、今回は私がタンザニアに行った話をしたいと思います!
―さかのぼること三か月前。
ルワンダの観光ビザは2回まで延長できると聞いていたので、1回目の延長は余裕だと思っていました。
そんな私はビザが切れる直前(2日前)にイミグレに行きました。
そしたらなんと、ビザの更新をしてもらえず(3回ほどイミグレに通って交渉しましたが失敗したので割愛します(笑))、「ビザが切れる前にルワンダから出ていけ!」という国外追放宣言をされました。
人生で初めての経験でした。
まさか自分が国外追放を言い渡されるなんて、夢にも思っていませんでした。
しかもビザが切れる一日前。
途方に暮れている暇はありません。
そこから急いで航空券の予約とパッキングです。
前日に決まった旅行の行き先は、ずっと行きたかった「ザンジバル島」です。
トビタテの仲間がザンジバルにおり、しかも彼はゲストハウスでインターンシップをしていたので、ラッキーでした。
(ゆうとくん、ありがとう、本当に助かりました・・・!)
ザンジバルに行けるワクワクと、ルワンダに帰ってこれないかもしれない不安と、本当に旅に出るんだという信じられない気持ちが混ざってよくわからない感情でした(笑)
結論としては、私はこの旅で新しい発見をたくさんしたし、ルワンダにも無事に帰ってこれました!
(今月末に再びビザとの闘いがあり、ドキドキしています・・!)
今回の旅で発見したこと。
一つ目。
タンザニア人めっちゃ話しかけてくる!
今回のタンザニア訪問は私にとって初めてのルワンダ以外のアフリカでした。
ルワンダ人は寡黙な人が多いと言われています。
実際に、道を歩いていても「ニーハオ」「チャイナ」の声はあまり聞こえてきません。
そんなルワンダに慣れていた私はタンザニアに行ってびっくり!
通りすがる度に「ニーハオニーハオ」と声をかけてくるではありませんか。
最初はそれが新鮮で楽しんでいましたが、1時間も体験すれば十分です。
炎天下のなか歩き回っているときに声をかけられると反応するのも疲れて全部無視です。
タンザニアのこと、タンザニア人のこともっともっと知るためにも現地人と仲良くなりたいなーと思いつつも、いざそうやって話しかけられると面倒くさくなってしまう、ひねくれものなんです。
二つ目。
マーケティング下手くそ!
ザンジバル島の収入源は観光業です。
綺麗なビーチに多くのヨーロッパ人が訪れます。
しかし逆を言えば、観光でしか稼げないのです。
そのため、住民のほとんどがお土産屋さんを経営しています。
そのお土産屋さんたち、どこの店に行っても同じ商品しか置いてありません。
他の店との差別化がされていないのです。
そのため、値段交渉は観光客に非常に有利です。
「あっちのお店にも同じもの置いてあったから、この値段にしてくれないならこの店では買わないよ。」
そうすると、お店側は提示された額でしぶしぶ売るしかないのです。
しかも微妙にセンスがずれているんです。
もうちょっと手を加えれば、逆にこれがなければ可愛いのに・・・。と思うことがたくさんありました。
それに加え、先述したように、お店のなかでもめちゃくちゃ話しかけてきます。
こっちの商品をじっくり見たいなんて意志は尊重されません。
ここでは落ち着いて選べないから買い物はやめよう。
そう思ったことが何度かありました。
もう少し、外国人のセンスに寄せた、オリジナルの商品が各店にあれば、
ザンジバルの観光業はもっと盛んになるのではないかなーと部外者なりに思いました。
三つ目。
海に面した国は魚が最高!
これは本当に嬉しかったです。
ルワンダは内陸国なので魚はほとんどありません。
あったとしてもティラピアのみです。
ところがザンジバルではシーフードが大量!
いか、たこ、えび、なんと寿司まで!!!
魚に飢えていた私にとっては天国でした。
少し話はそれますが、超絶おいしいマンゴースムージーも100円で飲めちゃいます!
そんなザンジバルでの一週間はとっても楽しかったし、学びがありました。
後半は高熱を出すというハプニングに見舞われましたが・・・。
隣国でもこんなに国の色が違うことに驚きました。
もっともっといろんなアフリカをこの目で見てみたい。
そう思うようになりました。
ルワンダにいる間にあと5か国は行きたい!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
大学卒業までにやりたい10のリスト
こんにちは!
ルワンダでは雨季に入りました。
雨季というと、日本の梅雨のように一日中雨が降るのを想像する方も多いと思います。
が、ルワンダの雨季は、一日2回ほど、スコールが降るのみです。
ただこのスコールがどのタイミングで降るかは予測不可能で、よくずぶ濡れになります。
道路の反対側を歩いているおじちゃんと目が合って、お互いずぶ濡れの姿を笑いあったり。
雨になると大量発生するハネアリのような虫を捕まえて食べてしまうローカルスタッフにどん引きしたり。
雨季は雨季で新たな発見もたくさんあるのです。
今回は、私が大学卒業までにやりたい10のリストを作成してみました。
本当は死ぬまでにやりたいことリストにしようと思ったけどそれはありすぎた!
あとやりたいことなんてどんどん増えていくし変わっていくと思った!
ということで、大学卒業までの残り1年半で私がやりたいこと。
こうやって文字に残してしまったら、やらざるを得なくなるかな。
おばあちゃんになったときにこのブログを見て、
「大学生のころこんなことやりたかったんだ」とか
「10個のうちいくつ叶えたかな」とか
そんな風に思い返せるような記録を作っておこうと思いました。
ではさっそく私の死ぬまでにやりたいことリスト2019年9月編!!
興味のある人は読んでください(笑)
①スペイン巡礼を歩く
これはインドで出会った人に教えて頂いたもの。
「カミーノ巡礼」とも呼ばれているみたい。
一言で言うと、
約800kmの道をひたすら歩いて、サンティアゴ・デ・コンポステーラというキリスト教の聖地を目指すものです。
以前は宗教的な理由で巡礼を行っていた人が多かったようですが、
現在は世界中の様々な地から様々な人が、様々な理由で行っているようです。
歩く道中で様々な人と出会い、時間を、人生の一部を共有する。
一方、歩いている最中は一人で、スペインの壮大な風景を背景に自分と向き合う。
一か月以上歩き続け、ゴールにたどり着いた時の達成感は相当なものだそうです。
この巡礼の話を聞いたときに、私の中に生まれた感情は、「絶対やりたい!」でした。
なので、大学生のうちにやります。(笑)
②世界青年の船に挑戦する
世界青年の船とは・・・。
「世界青年の船」事業は、多様なバックグラウンドを持つ青年が参加し、世界各地から集まった外国青年とのディスカッションや文化交流、有識者によるセミナーの受講や参加青年による自主活動の企画、参加青年主体のワークショップの開催等を通して、異文化対応力やコミュニケーション力を高め、リーダーシップやマネジメント力の向上を図るとともに、相互理解を深め、参加青年の国際的視野を広げ、国際協調の精神を育てることにより、国際化や多様化の進展する各分野でリーダーシップを発揮して社会貢献を行うことが出来る青年を育成することを目的としています。あわせて、国境を越えた強い人的ネットワークの構築を図ります。
(https://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/data/swy.htmlより引用。)
カナダ留学中、外国青年と議論をする機会はありました。
しかし、その時の私は、彼らの発言に耳を傾けることに精いっぱいで、自分の考えを共有することも、その考えにフィードバックをもらうこともできなかったのです。
それが今でもずっと心残りで、いつまで経っても自分の英語力に自信が持てない原因なのかなと思っています。
なので、社会人になる前に、世界中の青年と議論がしてみたい。
自分の意見をしっかり声に出せる人間になりたい。
難関な選抜があるため、私が行きたいと宣言しただけで行けるものではありません。
でも、学生のうちに挑戦するだけしたいプログラムの一つなのです。
③アフリカ10か国を制覇する
タンザニアへ行ったとき、隣国でもこんなに国の色が違うものか。
と驚いた記憶があります。
アフリカ大陸には54の国があります。
その国一つ一つが独自の色を持っている。
行ってこの目で確かめないと!と思いました。
なのでまずは目標10か国。
これはルワンダにいる間に達成したいなー。
まだ2か国だけど(笑)
アフリカでおすすめの国あったら教えてください!!
④イスラエルに行く
これはつい最近できたやりたいこと。
イスラエルに住んでた経験がある人がしてくれた話がすごく興味深かったから。
歴史やパレスチナ問題。
スタートアップ大国。
いろんな顔を持つ国。
勉強してから行きたい気持ちと今すぐにでも飛んでいきたい気持ちが交錯してる。
⑤インドに戻る!
インドに戻ってお世話になった人に会いに行きたい!!
インド人の「おはようございまーす」と大きな元気な挨拶が聞きたい!!
成長した姿を見せられるように、その時までいろいろ頑張ります。
インドもきっといろいろ変わっているのだろうな。
⑥私のルワンダでの経験をたくさんの人に伝える
帰国したら力を入れたいこと。
どのような形になるかはわからないけど、海外で挑戦したいと思っている人の背中を優しくそっと押せる存在でありたいなと思う。
その一つの手段として、私の経験を伝えたい。
ルワンダで全身で感じたことや学んだこと。
笑顔溢れる日々も涙を流した夜も。
全部包み隠さず話すことで、ちょっとでも海外を身近に思ってもらえたり、行きたいって思ってもらえたらいいな。
話聞いてくれる人は、いつでも連絡ください(笑)
⑦卒論ととことん向き合う
これも帰国したら頑張りたいこと。
今までは、忙しい大学生活の中で、単位を取っていい成績とればそれで良かった。
自分で考えることをあまりしようとしていなかった。
「卒業」という言葉が身近になったとき、
私は大学でこれを勉強したんだ!って胸を張って言えるもの。
考えて考えて考えて、向き合ったんだっていう証となるもの。
そんなものが欲しいなと思うようになった。
だから卒論はしっかり向き合いたい。
納得のいくものを完成させたい。
⑧富士山に登る
日本人として、登っておきたい。
それだけだけど、学生のうちに絶対やる!
⑨本を100冊読む
本は人生を豊かにする。
は本当だと思う。
どうしてもスマホいじっちゃうけど、そういうちょっとした時間を有効活用できる女になりたい。(笑)
⑩笑顔で毎日過ごす!!
これは必須だなー。
辛いことも苦しいこともきっとあるけど、
笑顔で乗り越えられる強くしなやかな女性でありたい。
周囲の人もハッピーを分け与えることのできる人間でありたい。
やりたいことをつらつら並べてきたけれど、これが一番大事ですね。
大学卒業するまでではなくて、これからもずっと。
めちゃくちゃ長くなりましたが、これが私の大学生のうちにやりたい10個のことです。
これから一つ一つ達成していくために日々精進します。
忙しい毎日になりそうで、ワクワクです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
本当に必要なものは英語力ではなく、「物事を簡潔に伝える力」。
こんにちは!
ルワンダは今日は「ウムガンダ」の日です。
なんだそれと思った方。
簡潔に言うと、毎月末の土曜日に、自分たちの暮らす街を綺麗に保つためにみんなで掃除をしよう!という取り組みです。
そのため、月末の土曜日の午前中はほとんどのお店が閉まっています。
ルワンダの街がよく綺麗と言われる理由の一つがこのウムガンダなのかもしれないですね!
さて、今回は、「語学」について私の考えを書きたいと思います。
海外で生活する上で一番大切なものは何か。
英語力。
そう答える人は多いのではないでしょうか。
私もそう思ってました。
間違いではないと思います。
実際に、カナダに留学していたときは、英語力の重要性を痛感しました。
愛嬌が良ければ、一生懸命話そうとしていれば、友達は出来ます。
ただ、それは私には表面上の付き合いに感じました。
せっかく世界中の人と意見交換ができる貴重な機会なのに、自分の語学力のせいでそれができない・・・。
何度も悔しい思いをしたし、ふがいない自分に涙を流したこともありました。
なので、留学後もインドで英語を使ってインターンをしたり、帰国後もオンライン英会話を続けたり、英語力を上げる努力はしていました。
そうして自分の英語に少しづつ自信がついてきたころ、私はルワンダにやってきました。
ルワンダの公用語は現地語のキニアルワンダ語と英語、フランス語です。
なので英語ができれば大丈夫だろう、そう思っていました。
ところがどうでしょう。
たしかに彼らは英語を知っています。
しかし、お世辞にも流暢とは言えません。
ちなみにルワンダでは、20数年前に、それまでのフランス教育から英語教育へと変わりました。なので、それ以前に教育を受けてきた人は、英語を全く知りません。
驚愕したことは、英語で教育を受けてきたはずの世代の人々も、(もちろん個人差はありますが)英語が流暢というわけではなかったのです。
ただ、先ほど書いたように彼らは英語を知っているので、喋れないわけではありません。
単純な言い回ししか知らないのです。
そんな環境で、英語で仕事をするとなったときに、大切なことは何か。
私が常に意識していることは、「自分の伝えたいことをいかに簡潔に単純な言い回しで伝えられるか。」ということです。
日本語の特質上、私たちはわざと遠回りな言い回しをしたり、一回に一つ以上の伝えたいことを伝えようとします。
普段使う日本語をそのまま英語に訳すと非常に伝わりにくい文章になってしまうのです。
相手がネイティブだったら理解してくれるかもしれません。
しかし、お互いにノンネイティブが英語でコミュニケーションを取るとき、この意識が非常に大事だと感じています。
また、難しい単語も使わないようにしています。
カナダや日本で英語を勉強していたころ、単語帳のすみっこの単語まで一生懸命覚えたけれど、それらは私の頭から吹っ飛んでしまいました。
帰国したら一からやり直しですね・・・(笑)
単語や熟語一つで完結するはずの事柄を、簡単な英語かつ簡潔な文章で伝えようとするのは意外と難しいです。なので、私にとってもトレーニングになっています。
例えば、この間あったのが、「悪口を言う」というセンテンス。
英語では、Speak ill of ~ という熟語を使えば一発で伝わります。
ただ、彼らはそんな熟語知りません。
どうやったら上手に説明できるか、パッとは思いつかず、speak someone's bad pointとか言ってましたね・・・(苦笑)
もう一度言っておきますが、私よりも断然流暢に英語を操るルワンダ人もたくさんいます。
この経験を通じて私が学んだことは、表題の通り、
本当に必要なものは英語力ではなく、「物事を簡潔に伝える力」です。
あくまでもルワンダの場合ですが。
自分の言いたいことをいかにわかりやすく簡潔にまとめて、
それらをいかに簡単な言葉で伝えるか。
慣れないと簡単そうで難しいです。
どんな場面で英語を使いたいか、誰に対して英語を使いたいかによって、勉強方法は変わってくるんだなと気付きました。
途上国で暮らしてみないと気付けないことなのではないかな~。
おまけですが、ルワンダ人は特にライティングができません。
メッセージのやり取りすると暗号解読みたいになります。
なぜかtodayがto dayになっていたり、(これくらいはまだ許容範囲ですかね。)
firstがfastになっていたり・・・。(それもう、意味の違う単語だよ。)
He/She、him/herの4つをごちゃまぜに使うので、もう登場人物が何人なのか、誰のことを言っているのかわけわからなかったり・・・。
現地語を習得すればそれで済む話なのかもしれませんが、
ルワンダ人に呆れられるほど私はキニアルワンダ語ができません。
(学ぶ努力はしているのですが、本当に覚えられないのです。)
なので今は、私はルワンダ語、彼らは英語(たまに日本語)を一緒に勉強しています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
お金は人格をも変えてしまう。そう実感した話。
こんにちは。
先日、ルワンダは南半球に位置することを知って仰天しました。
ルワンダには四季がないからですね・・・という苦しい言い訳。(笑)
さて、今回は表題の通り、
「お金は人格をも変えてしまうと実感した体験談」をお届けしたいと思います。
途上国に行くと、
そこに住む人々は経済的には豊かではないかもしれないけれど、私たち日本人にはないものを持っていると気付く。
そんな経験をしたことがある人は少なくないと思います。
もちろん、私もその一人です。
インドにいた時、そしてルワンダにいる現在も、彼らの人なっつこさや優しさは、東京で休む暇もなく動き回っていた私の心に染みわたります。
そんな感覚が好きだから、途上国に滞在することが好きなのかもしれません。
しかし、やはり自分の生活、家族の命を守れるほどの財力があることは非常に大切である、そう感じる出来事がありました。
それは「信頼していた現地人が私の友人のお金を盗んでいたこと」です。
ルワンダに来てから彼とは多くの時間を共にしていました。
英語が話せない彼とのコミュニケーションは簡単ではありませんでしたが、私たちなりに努力し、意志疎通を図ってきたつもりでした。
最初は私たちも彼を疑いたくはなく、疑ってもいませんでした。
信頼関係が構築されていると思っていたから。
しかし、決定的な証拠をつかみ、彼が真犯人であることが明らかになりました。
裏切られたという気持ちが強かったです。
結局どんなに仲良くなっても、彼らは私たち自身を見ているのではなく、私たちのお金を見ているのではないかとも思いました。
しかし、自分が彼の状況だったらどうするだろうか。考えました。
彼の給与は非常に低いです。子供もおり、家族を養わなければなりません。
そんな状況の中、日本からのこのこやってきた自分よりもずっと年下の若者がたくさんお金を持っていると知っていたら。
それは彼ら(私たち日本人)にとってはほんの少しのお金。
一方で、その彼らにとってのほんの少しお金が自分と自分の家族の命を繋ぐ。
そんな状況下では、私でも盗ってしまうのではないかと思います。
どんなに誠実な人でも、自分や家族が生きていくためなら、犯罪を犯すことも怖くないのではないでしょうか。
彼を擁護するつもりはありません。
どんな背景があっても、人のお金を盗るのは犯罪行為です。
しかし、誠実だった彼を変えてしまったのは「お金」である。
経済的な貧しさは時に心の豊かさを奪ってしまう。
そう実感しました。とても悔しかったです。
資本主義社会の構造上、持てる者と持たざる者が生まれてしまうことは避けられないかもしれません。
お金によって変わってしまった彼を私はどうすることもできません。
それでも心の中はずっともやもやしているし、
何もできない自分がもどかしいです。
そこで芽生えた一つの想いは、
「途上国でお金の動きを生み出す仕事がしたい。」
今はまだ鮮明ではないけれど、仕事を通じて、一人でも多くの人にお金が行き届く仕組みを作れたら良いなと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
ルワンダで5か月暮らした私が今思うこと。
こんにちは!
またまた久しぶりです。
更新が開いてしまいました・・。
これからは、週一回ペースで書いていきたいと思います。
Twitterで宣言してしまったので!(Twitterも良かったらフォローを!)
アフリカっていうフィールドで活躍してる人、頑張ってる人がたくさんいて(特に私と同世代の人)、すごいなっていう気持ちと同時に悔しいなって思う気持ちが少なからずあって、でも悔しいって思っていいほど私はまだ努力してないから、地道なことをこつこつやっていくと決めました。
— 手塚七彩@ルワンダ×女子大生 (@nnt_19971026) August 26, 2019
ブログって一生懸命書いても読んでもらえるかわからないし、
読んでもらえたとしてもその人に響くかどうかわからない。
響かないだけならまだしも、批判を買ってしまうかもしれない。
そう考えると今までなかなか筆が進まなかったけれど、
自分から発信しなければ得ることのない出会いや繋がりがないと気付いたので、
まず最初の目標は、内容にこだわらず「とにかく続けること」にします。
つまらなくても、ネタが切れても頑張るんだ私!!
ということで今回は、
ルワンダで5か月暮らした私が今思うこと。
現時点の感情だから、一か月後にはまた違うこと言ってるかもしれません。
とりあえず4つ並べてみました。
①アフリカ居心地よい!
まず一つ目はこれ。
なんで?って声が聞こえてきそうだけど、とにかくフィーリングが合うんです。
そういえばインドにいた時もそう思ったので、そういう性分なのかもしれないです。
イライラすることも不便なこともたっくさんあるけど、人々の陽気なところとか愛に溢れてるところ、ちょっとしたこと(シャワーのお湯の出がいいとか、モトで上手に交渉で着たとか。。。)で幸せ感じられるこの環境が自分にはあっているなーと。
あとは、「常に変化する環境に自分の身をおくこと」が好きなんだなと、今回の滞在で思っています。
この間まで更地だったところででっかいアリーナの建設が進んでいる。
日本企業がルワンダに関心を持って新しいプロジェクトを進めている。
しかも一社ではなく何社も。
そういった日々の変化をこの目で直接見れるのはすごくワクワクするし、
私も何か貢献したいなと思うのです。
まだ、アフリカの入り口に足を踏み入れたばかりな私が、偉そうなこと言ってるかもしれません。
けれど、初心者だからこそ気づけることや抱ける感情があると思うので、
今はそれらを大切にしていきたいなと。
②ルワンダはアフリカじゃない?
二つ目はこれ。
アフリカの様々な地を訪れた方からよく聞く言葉です。
ルワンダはアフリカの中でも特にきれいで治安が良い。
ゴミは落ちてないし、深夜に1人で歩いても大丈夫・・。
そんな国はアフリカじゃないよと。
いや、アフリカ大陸に属していることは間違いない事実ですけどね(笑)
いわゆるみんなの想像するアフリカとは違うんだよということでしょう。
私はこれが本当なのか、自分の目で確かめてみたいなと思います。
ルワンダだけを知ってもアフリカを知ったことにはまったくならないので、
もっといろんなところに足を運んで、アフリカ各国が持つ色みたいなのを見つけたいっていうのが今の気持ち。
以前タンザニアに行って少し違いみたいなのを感じたので、そこについてはまたいつか書きたいと思います。
③とはいいつつも、ルワンダにはまだ課題がたくさん。。。
ルワンダ好き!めっちゃいいところ!と書いてきましたが、5か月いると嫌いになることやこの国実はやばいんじゃないの?と思うこともあります。
一つ目は教育について。
十分な教育を受けれていない人が本当に多い。
ここについては以前AYINAで記事を書かせてもらったので、こちらをぜひ。
二つ目は雇用不足について。
ルワンダはICTの発展に力を入れています。ICTに関連した教育機関や、企業のプロジェクトがたくさんあります。
ただ、出口があまりない。
せっかく教育を受けてもそれを生かした仕事の需要が国内にはまだまだ少ない。
優秀な人材でも仕事を探すのが大変なら、もちろんしっかり教育を受けることができなかった人々はもっと職探しに苦しみます。
これから若い世代がもっともっと増えるこの地で、人口増加に見合った雇用増加が可能なのか。少し心配です。
まずは自分の就職活動の心配をしなさいとの声が聞こえてきそうですが・・・(苦笑)
三つ目はルワンダ人の適当さ。
この適当さが良いこともあります。救われることもあります。
ただ、イラつくことも多いです・・・。
できないことをできると言って全く進んでない。
時間通りに来ない。
友達としては良くても仕事仲間としてはちょっと大変だな、と思う日々です。
一緒に成長していきたいですね。
④常に周囲の人を尊敬できる存在でいたい。
長くなりましたが、これが最後。
私がこの先の人生で大事にしたいこと。
ルワンダ人に文句も言いましたが、
彼らがいなければ、日本企業がルワンダでビジネスすることはできないし、私もルワンダで安全に楽しく生活できていないと思います。
また、彼らから学ぶことや与えられたものが多いのも事実です。
国籍や住んでる場所、やってることに関わらず、その人自身の魅力を見つけて尊敬する。そんな人になりたいと、ルワンダに来て心から思うようになりました。
これが今の私の目標です。
人のことを馬鹿にしたって自分が得られるものは何もないしね。
たくさんのことをサラーっと書いてしまいましたが、
次回以降で深堀りして行けたらなと思います。
長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました!
最近の私。
お久ぶりです!
随分と更新が開いてしまいました・・・反省。
初めてアフリカ大陸に足を踏み入れてから、もうすぐ4か月が経とうとしています。
時間が経つのは本当に早いです。
このまま風のように時が過ぎてルワンダでの生活が終わってしまうと考えると、正直怖い。
なので今回は、自分の気持ちを整理する回です。
ただのメモ。
最近、毎日
「私は将来どうなりたいのか。」考えます。
こういう職業に就きたい。
それはまだなくてもよいと思っています。
なぜなら、仕事は「なりたい自分」に近づく手段でしかないから。
その手段を今一つに絞る必要はない。私はそう考えています。
ただ、その「なりたい自分」は明確にしたい。
「なりたい自分」は私の軸を形成して、私のゴールとなってくれると思うから。
軸があれば、どんなに苦しいことがあっても乗り越えられる。
ゴールがあれば、歩を進めるべき道が見えてくる。
じゃあ私はどんな人間になりたいのだろうか。
今まで考えることを避けてきました。
目の前のこと、今興味があることを一生懸命やっていればいつか自分の軸が見えてくると思ったから。
ただ、ルワンダに来てから自分と対話する時間が増え、今私に必要なものは「なりたい自分」なのではないかと考えるようになりました。
「なりたい自分」がないから、比較対象が他人になってしまい、周囲の人が自分の何倍もキラキラして見えてしまう。そして自信をどんどん失ってしまう。
その「なりたい自分」は見つけようと思って見つかるものではないかもしれない。
すぐに変わってしまうかもしれない。
けれど残り期間、それを見つけようとする努力はしたいと思います。
時間ばかりがどんどん進んで、焦る気持ちばかりが先行する。
正直今はそんな状況です。
ただ、苦しいというよりは「変わるなら今だ」という気持ちなので、病んでるわけではありません。
毎日おなか抱えて笑っているし、ルワンダでの生活に幸せを感じています。
なのでこれからも、悩みながらも私らしく一歩ずつ前に進んでいきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
アフリカ布を使ったブランドを立ち上げます!
こんにちは!
前置きもなく突然本題に入りますが、この度、アフリカ布を使ったブランドDoreを立ち上げることにしました。
ブランドとしての想いはウェブサイト等に載せていますが、私自身の想いと決意表明をここで述べたく、番外編をお届けすることにしました。
少し緊張しています(笑)
私は現在、ルワンダのコンサルティング会社でインターンシップをしています。
同じようにインターンをしている仲間が私を含め、5人います。
5人でしている共同生活は笑いが絶えません。
生活の様子については以前ブログを書いたので、こちらをご覧ください。
それぞれ異なる目的を持った5人が、同じ時期にルワンダという国に集まって、
さらには共同生活しているこの状況は限りなく奇跡に近くて。
彼らと一緒にルワンダに何かを残すことはできないか。
そんなことを思っていたときに一つの工房と出会いました。
その工房が、今回快く協力を引き受けてくれたComera Creationです。
Comera Creationで働くテイラーさんたちは辛い過去を抱えています。
「25年前、ルワンダは一度終わった。自分の夫が、昨日まで仲の良かった近所の人に殺される。それがどんなに悲惨で残酷なことかきっとあなたたちには想像もできないと思う。」
Comera Creationの経営者、Graceは私たちにそう言いながら、当時の様子を話してくれました。実際に彼女は25年前のジェノサイドによって、愛する夫を失いました。
私たちには決して想像できない苦しみだと思います。
彼女たちが追った傷は決して癒えることはないでしょう。
しかし、そんな中でも強く立ち上がり、前へ進もうとする彼女たちのその背中は、強くたくましいものです。
彼女たちの作品からあふれ出るエネルギーに私が元気をもらいました。
彼女たちとかわいいアフリカを日本に届けたい。
かわいいという感情をアフリカに興味を持つきっかけにしてもらいたい。
そんな想いが芽生えたのです。
しかし、私一人ではブランドを立ち上げる勇気や実力はなく、一緒に暮らしている仲間たちに、ブランド立ち上げの提案をしました。
成功する証拠も何もない、情熱だけで行動しようとする私の話を、真剣に聞いてくれ、受け止めてくれました。
私の小さな声を拾って賛同してくれた仲間が近くにいたことには、本当に感謝の気持ちしかありません。
素人の学生だけで上手くいくのか、今はワクワクよりも不安のほうが大きいです。
でも、やってみないと何もわからない。
会社名も肩書も何も背負っていない今だからこそ、やってみる価値はあると思っています。
そんな私の想いはほんの一部に過ぎず、このプロジェクトは、私たち全員のそれぞれの想いや願いが込められて発足したものです。
より多くの人のもとに商品を届けるため、近日中にクラウドファンディングに挑戦します!
私たちの想い、工房の女性の想いが詰まった動画も公開いたしますので、ぜひご覧ください。
先日、クラウドファンディングに先立ち、インスタグラム、ツイッターのアカウントを公開しました。
想像よりもはるかに多くの友達が応援のメッセージをくれたり、フォローをしてくれ、私は本当に幸せ者だと心が温かくなりました。
たくさんの人に支えられてここまでこれています。
私一人の力じゃ何もできません。
これからもいろんな人に助けを求めながら、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。
私なりに一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願い致します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Doreの公式サイトやSNSはこちらから
HP:https://arts-of-africa.com/
Twitter:@Dore_rwanda
Instagram:dore.rwanda
動画:https://youtu.be/Vr5uTIvbJPM